心の友を求めて(園頭広周先生のお言葉より)心の友を求めて 菩提樹下に悟りをひらかれた釈尊は 一鉢を手にし 心の友を求めて 北に向かって歩きだされた 千古の雪をいただいたヒマラヤは 白銀に輝いている ガンガーの流れは変わろうとも わが心は永遠に変わらじ 吹く風冷たく 鉢は空しくとも 釈尊はひたすらに歩まれた われ、今、釈尊にならいて 北に向かって歩まん 心を許して語り合える友を求めて ひたすらに歩まん 一人の友あれば 手を取り合えて 法のまえに泣かん インドより帰って ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 園頭先生が、ずっと書かれていた当時の正法誌の巻頭に載っていた詩です。 この史を読むとき、何か不思議な思いにかられます。 平成11年2月20日 6:15 園頭広周先生が昇天されました。 高橋信次先生の亡き後、正法の布教にご尽力を尽くされましたが、高齢とご病気のため、お亡くなりになりました。 高橋信次先生に続き、また一人、正法を説かれる方がこの世を去られた事へのショックは隠しようもありませんでした。 しかし、教えを学んだ者としては、両先生の残された正法を出来るだけ原形のまま残し、後世に伝えいかなければいけないと思っています。 |